中央道で登坂車線を追い越し車線に
高速道路などの急な上り坂では、登坂車線と言うものがあります。上り坂になると車のスピードが落ちますが、重量が大きな車など遅い車が左側の登坂車線に入らないといけません。問題なのは、登坂車線が終わるとき。走行車線に戻るために合流しないといけないのです。
そこで登坂車線の考えかたを変えることになりました。登坂車線を取りやめ、代わりに同じ場所の右側に追い越し車線を増設するのです。登坂車線のところが走行車線になり、走行車線のところが追い越し車線になり、追い越し車線のところが増設された追い越し車線になります。急ぎたい車が車線を変えるので、理にかなっています。
この新しい追い越し車線、3月28日から中央道下り線の1か所で試行することになりました。多治見インターチェンジから700メートル愛知県寄りの箇所が試行場所に選ばれています。長さは3.7キロです。2年ほど試行し、継続するか拡大するかなどを検討します。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016032702000078.html、乗りものニュース http://trafficnews.jp/post/49858/)
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