福井駅の乗り換えも金沢駅と同じ中2階
現在は金沢止まりの北陸新幹線ですが、敦賀までの延伸工事が行われています。そして敦賀まで延伸すると、福井にも新幹線の駅ができます。現行の福井駅に新幹線の駅を併設するのです。
ところが、福井駅も新幹線のホームと在来線のホームがつながっているわけではありません。新幹線と在来線を乗り換えるには、改札を出ないといけません。ただそれでは不便なので、在来線の中2階にあるコンビニ店を撤去して通路をつくることにしました。ここに乗り換え改札をつくり、乗換えの手間を軽減させます。
もっともこの形態、与党検討委員会(北陸新幹線金沢-福井間の2020年度先行開業などを目指すものです)の委員の話にもありますように、金沢駅と同じような乗換えの構造です(通路の幅は7メートルと狭いので、改札の配置に工夫が必要とのことです)。
つまり、福井までを先行開業させたとしても今の不便な乗り換えが金沢から福井に移るだけで、単に福井の人が金沢での乗り換えという恨みを晴らすだけのものでしかありません。関西や名古屋の人にとっては、富山に加えて金沢も乗り換えの手間が加わります。しかも、新幹線に乗り換えたからといってそんなに速くなるわけではありません。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20160309/CK2016030902000026.html)
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