北海道新幹線、札幌延伸時は別車両
気の早い話ですが、北海道新幹線が札幌まで全線開業したときの車両の話です。
JR東日本及びJR北海道は、2030年度の北海道新幹線札幌延伸時の車両として、新型車両を導入しようと考えています。その理由は寒冷地対策。現在のE5系、H5系は氷点下20度程度まで耐えることができる構造で、東北や道南の寒さには耐えることができますが、延伸する新函館北斗-札幌間、特に後志管内は道南に比べて寒さや積雪が厳しく、より寒冷地対策を強化した車両が必要だからです。
北海道新幹線が札幌まで延伸するのは2030年度。今から15年後です。新幹線の耐用年数が15年程度であることを考えると、新型車両を導入するにはちょうどいい時期です。もっとも、新型車両を導入したからと言って、旧型のE5系、H5系が完全に消えるわけではありません。今もE2系が盛岡以南で走っているように、E5系、H5系が新函館北斗以南で走るということはあり得ます。北海道新幹線札幌延伸に伴い、東京-新函館北斗間の列車は札幌まで延伸されるでしょうが、早朝や深夜には東京-新函館北斗間の区間列車ができることでしょう。
(参考:北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0272627.html)
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