豊肥線不通のため、「ななつ星in九州」は迂回
以前にも書きました通り、JR九州の誇る豪華寝台列車、「ななつ星in九州」は今日、5月7日出発分から運転を再開します。
ところが豊肥線は地震のため一部区間が不通となっています。そこで3泊4日コース、1泊2日コースともに、ルートを一部変更して運転することになりました。3泊4日コースは3日目午後以降、1泊2日コースは2日目が変更になります。この措置は6月末まで取られ、7月以降は豊肥線の復旧状況を考慮しながら改めて決定することとなります。
それでは、各コースごとに見ていくことにしましょう。3泊4日コースの場合、4日目は豊肥線と久大線を通るルートとなっていましたが、鹿児島線を北上するルートになります。3日目15:01に鹿児島中央に到着すると、仙巌園での庭園散策及び体験か、沈壽官窯での絵付け体験を行います(選択できます)。かつて鹿児島でやっていた観光が復活するのです。21:40ごろに鹿児島中央から列車に乗車しますが、列車は4日目3:20になってから鹿児島中央を出発します。肥薩おれんじ鉄道は4日目の早朝に通ることになります(現行は3日目の夕方から夜にかけて通っていました)。観光は柳川、バスで観光します。昼は名物のうなぎ懐石です。列車を大牟田で降り、観光している間に羽犬塚に行きます。14:50ごろに羽犬塚から列車に乗車しますが、出発するのは16:30、終点博多到着は現行と同じ17:31です。
1泊2日コースの場合、2日目は豊肥線と久大線を通るルートとなっていましたが、久大線を進み、由布院で折り返すルートになります。2日目の0:58に鳥栖駅に着いた後、7:10まで停車し続けます。11:24に由布院に到着し、散策を行います。現行より散策時間が1時間半ほど長くなります。由布院は現行と同じく14:42に出発し、博多到着も現行と同じ17:31です。
(参考:JR九州ホームページ http://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/826/160506nanatubosisaikai.pdf、日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ06HY6_W6A500C1TJC000/)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 早春の平日にJR東日本1日乗り放題1万円(2023.12.06)
- ひたちなか海浜鉄道は2段階で延伸か?(2023.12.05)
「JR九州」カテゴリの記事
- JR九州、指宿枕崎線指宿-枕崎間について議論を求める(2023.12.04)
- JR九州に新たな多機能検測車、「BIG EYE」(2023.11.18)
Comments