南阿蘇鉄道、7月にも部分再開
南阿蘇鉄道は以前にも記事にした通り、熊本地震による土砂崩れの影響により、全線で運転できない状態が続いています。その南阿蘇鉄道について26日、南阿蘇村役場において、南阿蘇鉄道の担当者が運転再開に向けた今後の方針を示しました。
復旧は3段階に分かれます。一番最初に復旧するのは、中松-高森間、7.1キロ。被害が比較的少なかったため、7月中旬に運転再開を目指します。その次に復旧するのは、長陽-中松間、5.8キロ。1年以内の運転再開を目指します。最終的には、残る立野-長陽間も復旧させ、全線での運転を目指すことにしていますが、復旧には多額の費用がかかることから、南阿蘇鉄道は国や沿線自治体の支援が不可欠だと考えています。南阿蘇鉄道は南阿蘇村にも協力を求め、南阿蘇村も協力する方針です。
(追記)
南阿蘇鉄道の中松-高森間は、7月31日に運転再開します。1日4往復しますが、そのうち3往復はトロッコ列車です。
(参考:NHKホームページ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160526/k10010536441000.html、http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160719/k10010601211000.html)
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