6月4日、5日、「奥津軽いまべつ駅開業記念!新幹線で昭和の津鉄へタイムトラベル!」開催
「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」は2016年7月~9月にかけて行いますが、それに先立つ6月4日と5日、とあるイベントが行われます。
舞台は津軽鉄道、今まで行き止まりの盲腸線だったのですが、北海道新幹線開業とともに、奥津軽いまべつからのバスが整備され、周遊するルートができました(ただしこのバス、利用者が低迷していて、1便平均約2人の乗車しかありません。もっとも、ゴールデンウィーク前は1便平均約1人だったので、それよりは増えています)。このバスをタイムマシンに見立て、最新鋭の北海道新幹線から、「ストーブ列車」など昔懐かしい列車などがある津軽鉄道へといざなうイベント、「奥津軽いまべつ駅開業記念!新幹線で昭和の津鉄へタイムトラベル!」を開催することにしました。
イベントは盛りだくさん。順番に説明します。(6)までが1日目、(7)以降は2日目です。
(1)混合列車運転
津軽中里での撮影会(後述)に伴う送り込みとして、定期列車を混合列車に変えます。
(2)ゆるキャラ達と新幹線連絡バス出迎えセレモニー
東京や札幌からの始発に接続する、奥津軽いまべつ10:40発の路線バスの津軽中里到着に合わせて行います。ダイヤ上では11:50到着ですが、20分前には到着することが多いようです。バスのお出迎えの後は、ゆるキャラ達との握手会、撮影会を行います。
(3)混合列車撮影会
(1)で津軽中里にやってきた混合列車の撮影会を行います。入換作業も行います。
(4)混合列車・客車列車運転
混合列車を五所川原まで1往復した後貨車を切り離し、客車だけで津軽五所川原に行きます。
(5)夜汽車運転
客車列車が津軽五所川原と津軽中里の間を1往復します。下りは日没ごろに運転し、津軽中里で折り返している時間帯にはイベントや飲食等を楽しめるようにします。
(6)夜汽車撮影会
夜汽車が津軽中里で折り返している間に行います。
(7)復刻通学列車運転
かつて津軽鉄道では朝の通学列車を客車で運転していました。それを復刻します。津軽中里行きです。
(8)混合列車運転
混合列車が津軽五所川原と津軽中里の間を1往復します。
(9)復刻貨物列車運転
復刻貨物列車が金木と津軽中里の間を1往復します。貨物列車の運転は5年前のイベント以来です。
(10)混合列車運転
イベントの最後に、混合列車を津軽五所川原まで運転します。折り返しの列車に乗れば、津軽中里17:35発のバスに間に合い、その日のうちに東京や札幌に着きます。
また、これに合わせて、イベント開催中、津軽鉄道が1日乗り放題となるフリーパスを1500円で発売するとともに、津軽中里においては硬券や各種グッズなどを販売する即売会を開催します。
(参考:津軽鉄道ホームページ http://tsutetsu.com/archives/1748.html、http://tsutetsu.com/archives/1760.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20160510-OYTNT50317.html)
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