E235系、2017年春ごろから量産へ
山手線の新型車両、E235系。2015年11月にデビューした時はトラブル続きでしたが、2016年3月に再デビューしてからは大きなトラブルは起きていないようです。
そこでJR東日本は2017年春ごろからE235系を量産することにしました。当初の計画より若干早くなったようです。11両編成49本投入します(一部の車両は10号車も新造します)。現在山手線では51編成(E231系500代50編成、E235系1編成)が走っていますので、E235系への置き換えにより1編成減るということになります。2020年春ごろまでに投入を完了します。量産車も量産先行車と同じ仕様を踏襲します。
そして今現在山手線を走っているE231系500代はどうなるのでしょうか? E231系500代はE235系の投入によって廃車されるわけではなく、E235系の投入に合わせて順次中央・総武緩行線に改造のうえ、転用していきます。中央・総武緩行線は今でもE231系が主力なので、E231系同士で置き換えるということになります。E231系500代は中央・総武緩行線ですでに1編成が走っているのですが、それに続くことになります。情報提要装置のある車両が転用されるので、乗客への案内サービスを充実させます。ホームドアにも対応できる保安装置等の車両改造も行います。もちろん、中央・総武緩行線の車両を置き換えておしまいではなく、中央・総武緩行線のE231系がまたどこかの車両を置き換えるのでしょう。
(追記1)
E235系は2017年5月22日以降、2017年度末までに15編成を投入する予定です。その後は2020年春ごろまでに残りの34編成を投入します。
なお、2017年度以降に投入される量産車は、量産先行車から若干、変更されたところがあります。
(追記2)
山手線のE235系化は、2020年1月に完了することになりました。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/press/2016/20160606.pdf、http://www.jreast.co.jp/press/2017/tokyo/20170425_t01.pdf、東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/121868?page=2、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2020/01/22/330989.html)
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