伊豆急行の新観光列車続報
伊豆急に新しい観光列車を走らせるということは以前に書きましたが、その続報です。
新たな観光列車は既存の車両の改造で行います。1985年から1993年にかけて5編成がつくられた、「リゾート21」を改造します。普通列車でありながら編成の両端に展望室、中間車両の座席は海側を向いた座席と贅沢にまとめられた「リゾート21」は初期の2編成がすでに引退し、「リゾートドルフィン」の3次車、「黒船電車」の4次車、「アルファ・リゾート21」の5次車が現役です。新たな観光列車は一番最後の車両、5次車を改造します。
新たな観光列車への改造は9月以降に行われます。それに先立つ8月にイベントが行われます。8月21日に、開業55周年記念事業の一環として「リゾート21・フェスタ」を行います。伊豆高原の構内で「リゾート21」3編成の撮影会などを行い、事前申込制で「アルファ・リゾート21」の特別運転をします。特別運転の「アルファ・リゾート21」に乗ることができるのは、申し込み順に先着300人(申し込みは7月25日13時から伊豆急のホームページで行います)、伊豆高原14:25発伊豆急下田15:33着のダイヤです。料金は大人1200円、子供600円ですが、「ロイヤルボックス」を利用するときは大人800円、子供400円の追加料金が必要です。
なお、伊豆急によれば、「リゾートドルフィン」も8月下旬からの定期検査に合わせて塗装の変更を行うので、8月21日の撮影会は今の姿をとらえることができる最後のチャンスのようです。
(参考:レスポンスホームページ http://response.jp/article/2016/07/15/278555.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 中央線のグリーン車は10月13日から(2024.09.11)
- 小田急、新型「ロマンスカー」投入(2024.09.10)
「関東・甲信越私鉄」カテゴリの記事
- ライトライン、沿線のショッピングセンターとコラボの一日乗車券(2024.09.04)
- 銚子電鉄、南海2200系をもう1編成譲受(2024.08.28)
- 散髪のできる鉄道車両(2024.08.25)
- 長野電鉄、運転士不足で一部の特急を運休(2024.08.12)
- ひたちなか海浜鉄道、キハ100を導入(2024.07.11)
Comments