やはり北陸新幹線飯山駅の利用者は少なかった
北陸新幹線が開業してから1年余りが過ぎました。北陸新幹線各駅の利用状況はどのようなものだったのでしょうか?
7月1日、JR東日本は2015年度の北陸新幹線各駅の1日平均乗車人員を公表しました。この中で、長野県内で唯一、北陸新幹線金沢延伸とともに開業した飯山駅については、504人にとどまりました。一時は増えたという話もありましたが、年平均にすると少ないままで(開業1か月間の数字と変わりません)、長野県などの目標である1日平均1300人の4割ほどとなっています。飯山市は今後、広域観光や2次交通の充実を図りたいとしています。
ほかの長野県内の各駅についてみれば(過去の状況はこちら)、軽井沢駅は前年度(2014年度)比7.2%増の3602人、佐久平駅は前年度比2.9%増の2530人、上田駅は前年度比2.1%増の2864人、長野駅は前年度比14.1%増の7738人です。JR東日本長野支社はこのように各駅で乗車人員が増加した原因について、2015年は善光寺で数えで7年に一度の御開帳があり、北海道新幹線金沢延伸によって北陸新幹線の利用者そのものが増えたためとしています。
(参考:信毎web http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160702/KT160701FTI090022000.php、産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/160704/rgn1607040020-n1.html)
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