横浜に水陸両用バス
陸上ではバス、水上では船となる水陸両用バスは観光用として使われています。導入の動きは各地で見られますが、横浜市もその一つです。その横浜市、当初の予定よりも遅くなりましたが(当初は3月開始の予定でしたが、水上バスなど既存の交通機関との調整に時間がかかっていました)、7月27日に社会実験を始めます。首都圏では初めてのことです。
クジラをモデルにしたデザインの水陸両用バスは日本丸メモリアルパークを出発します。陸路で神奈川県庁や横浜赤レンガ倉庫などを経由し、再び日本丸メモリアルパークに戻ります。ここから海に入ります。水路で万国橋や大さん橋、新港ふ頭近くを通って日本丸メモリアールパークに戻るなど2コースを用意しています(天候などによって変更することがあります)。所要時間は1時間から1時間半ほど(途中での乗降はできません)、2コースとも1日5便ずつ走ります。なお、日本丸メモリアルパークにできる海への進水斜路は災害時の物資搬入拠点として活用することも考えています。
料金は大人3500円、子供1700円ですが、ホテルや観光施設と連携したチケットを販売することも考えています。社会実験は2020年3月まで続きますが、それ以降は速やかに本格的な運行に移行したい考えのようです。
(参考:@niftyニュース http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/kanaloco-178618/1.htm、カナロコ http://www.kanaloco.jp/article/181966/)
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