西鉄、8月8日から連節バス試行
以前、当blogでも紹介した西鉄の連節バスですが、8月8日から2台の連節バスによる試行運行を始めました。
8月8日の時点では、天神-ウォーターフロント地区間と、博多駅-ウォーターフロント地区間の2ルートで運行を行います。ともに1日6往復です。運賃は現行の路線バスと同じく、天神-ウォーターフロント地区間が190円、博多駅-ウォーターフロント地区間が230円となります。ウォーターフロント地区ではいくつかの停留所に停まりますが、ウォーターフロント地区だけの利用はできません。
その後、9月中旬をめどに、天神、博多駅、ウォーターフロント地区の3拠点間を循環するルートで試行運行を行います。博多港国際ターミナルを起終点とするコースで(両回り運行します)、運行時刻や運賃等については、8月8日からの2ルートでの状況等も踏まえて決定されます。
ここで西鉄が使う連節バスについて説明しましょう。車両のシャシ部分はスウェーデンのスカニア社、ボディはオーストラリアのボルグレン社が製造したもので、全長約18メートル、幅約2.5メートル、運転士を除く定員は133人です。車両外観デザインは、黄色を基調としています。黄色は誰にでもわかりやすく、認知しやすい色とされています。西鉄は、街を明るくし、活力を与える色として黄色を選んでいます。内装のデザインは2台それぞれに違ったものにしていきます。ひとつは、明るいイメージのブルーグリーンとゴールデンイェローのシートを配置したもの、もうひとつは、上質感を演出するための赤とグレーのシートを配置したものです。天神、博多駅、博多港国際ターミナルでは後ドアでも乗降を取り扱います。その場合でも、両替やICカードのチャージ、複数人での精算、フリー乗車券は後ドアでは対応できず、前ドアで対応することになります。
また、8月25日までは車内にガイドが1人乗車し、乗り降りの仕方や運賃の支払いかたの周知を行います。
(参考:西鉄ホームページ http://www.nishitetsu.co.jp/release/2016/16_045.pdf、日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXLZO05827130Y6A800C1LX0000/)
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