高速バスを降りたらカーシェアリング
新幹線などで遠方に出かけたとき、駅から先の交通手段としてレンタカーやカーシェアリングを使うこともあります。出張先や旅行先が必ずしも公共交通の利用が便利とは限らないからです。
しかし、鉄道に比べて高速バスの場合、場所によってはそういうサービスが期待できないところがあります。バスターミナルならともかく、高速道路上のバス停は難しいです。
国交省によれば、全国の高速道路のバス停は1月時点で436か所ありますが、市街地や駅から離れた場所にあることが多いです。そしてそういうバス停には地元住民のために駐車場があります。半数近いバス停に駐車場があるのです。
そこで国交省が考えているのが、高速道路のバス停にカーシェアリングの拠点をつくること。2016年度中に、数か所のバス停を対象に設けます。なぜレンタカーではなく、カーシェアリングにするのでしょうか? それは、駐車場があれば、その片隅にカーシェアリングの拠点を置くことができます。レンタカーの支店とは違って、少しのスペースでも対応できます。係員もいりません。
国交省は実績を分析しながら導入するバス停を増やすことを考えています。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160827-OYT1T50169.html)
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