南海バスのICカードは「なっち」
南海バスは10月1日から、専用のICカードを導入することになりました。
そのICカードの名前は「なっち」、南海バス、南海ウイングバス金岡、南海ウイングバス南部のICカードシステム導入路線で利用できます(一部の自治体関連路線を除きます)。
「なっち」の初回発売額は3000円です(デポジット500円を含みます)。初回発売時には、普通割引用(プレミア300円を含んで2800円)か昼間休日割引用(プレミア500円を含んで3000円)を選択します。その次以降は、普通割引用としても昼間休日割引用としてもチャージできます。1枚のICカードで、普通割引用、昼間休日割引用にも使い分けできます。「なっち」はバス車内などで購入することができますが、車内でのチャージは紙幣に限られ、しかも1回に金種にかかわらず3枚までしかできません。6000円をチャージするときは5000円札と1000円札1枚ずつならできますが、1000円札6枚はできない、といった具合です。
「なっち」利用者には割引があります。割引は、チャージを行うときにプレミアがつくかたちで行われます。すべての時間帯で利用できる普通割引は、1000円をチャージするごとに120円のプレミアがつきます。平日ダイヤの10~16時の精算時、休日ダイヤに利用できる昼間休日割引(リムジンバスには使えません)は、1000円をチャージするごとに200円のプレミアがつきます。これだけの割引があると、「PiTaPa」を買う必要性はなさそうです。なお、磁気のバスカードや紙の回数券は子供用、「全線一日フリーカード」などの一部を除いて廃止されます。
話は変わりますが、リムジンバスの関西空港-泉北・河内長野線において、明日9月1日からICカードが使えるようになります。「PiTaPa」、「ICOCA」など10種類の交通系ICカードが使えますが、チャージはできません。なお、これまで使えた紙の回数券は廃止されます。
(参考:南海バスホームページ http://www.nankaibus.jp/info/20160830.html、http://www.nankaibus.jp/info/20160819.html)
| Permalink | 0
「飛行機、空港」カテゴリの記事
- 全国幹線旅客純流動調査をわかりやすく分析したblogがあった(2022.05.21)
- マイルのために紋別往復(2022.05.05)
- 福井空港からヘリコプターの定期便(2022.05.01)
- 成田発のLCCに乗った人だけが使える、お得なフリー切符(2022.05.15)
「バス」カテゴリの記事
- 「あをによし」と宇治に遊ぶ(2)(2022.05.24)
- 「あをによし」と宇治に遊ぶ(0)(2022.05.23)
- 1000円のフリー切符が200円に?(2022.05.28)
Comments