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  さぬきうどん紀行(2)

 香川県の名物と言えば、なんといってもさぬきうどん。県内のいたるところにうどん屋があり、それぞれが味を競いあっている。しかも、非常に安い値段で。300円あれば十分うどんが食べられるのだ。せっかく四国高松に来たのだから、さぬきうどんを味わってみることにしよう。

 車は国道沿いのパチンコ屋に入った。「何でパチンコ屋に行くのだろう?」と思ったのだが、パチンコ屋の奥にうどん屋(「あたり屋」)があるのだ。まだ11時なのに、手前のパチンコ屋よりも客が多い。ここの店は琴平の有名店、「宮武」から独立した店のようで、注文方法は「あつあつ」(温かい麺に温かいだしをかける)「ひやあつ」(冷たい麺に温かいだしをかける)などユニークだ。脇には自家製の天ぷらがあり、支払いは自己申告制である。

 琴平方面に車は走る。国道32号線から外れ、県道を走る。小さな集落に目指すうどん屋(「山越」)があった。外見はただの製麺所である。しかし、店の前には行列が並んでいる。県外から食べに来る人も多い有名店で、店に入るまでに30分かかった。ここの名物は「かまたま」で、釜あげうどんに生卵を入れ、うどんの熱で半熟状になったところにたれをかけて食べる。これで140円は非常に安い。そして非常にうまい。

 さらにもう1軒行くことにしよう。うどんの原材料はもちろん小麦だが、県内産の小麦のみを使っているところは珍しい。幹線道路沿いの「水車」に入ると、店員が注文を取りに来た。ほかの地域ならごく当たり前の光景だが、香川県ではこういう店は「高級店」と言われる。香川県の普通のうどん屋は自分で注文したうどんを持って行き、片づけも自分でやる、「セルフ方式」だ。今回の旅行で5軒のうどん屋をまわったが、注文を取りに来たうどん屋はたった1軒であった。

 話をこの店に戻す。注文してしばらくするとざるうどんが運ばれてきたが、すでにお腹がいっぱいで食べるのが大変だった。その後、空海がつくったと言われる日本最大の池、満濃池を訪れ、再び高松に戻る。晩は隠れた高松名物の「骨つき鶏」、かなり固かったが、スパイシーで、ビールとの相性は抜群である。

 2日目の昼もやっぱりうどん。今日は昼過ぎに高松を出るので、市内の店を2つ(「久保田」「うどん市場天神前本店」)まわる。2つめの店では、うどんに生じょうゆをかけて食べるという変わった食べかたをやってみた。麺に自信があるからできる食べかたなのであろうか?

 帰りは橋を渡るのではなく、フェリーで帰る。瀬戸大橋が開通して10年になるが、宇野と高松を結ぶフェリーは残っている。瀬戸大橋の料金の高さを嫌ったトラックのために残っていると言えよう。私はフェリーに乗り、友人たちは港に残る。フェリーは港を離れ、だんだん高松の町が小さくなっていく。私はいつまでも港のほうを眺めていた。(おわり)

 下の写真(2枚)は2002年3月に撮影したものです。

↑うどんに天ぷらをつけて200円台。安い!

こんなところでもうどんを食べることができる↓

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