新宮にも「ICOCA」
JR西日本のICカード、「ICOCA」。草津線では草津-貴生川間の各駅で使うことができます。
その「ICOCA」ですが、2018年春(予定)に草津線貴生川以東の各駅でも利用できることとなりました(ほかの交通系ICカードも使えます)。甲南、寺庄、甲賀、油日、柘植の各駅で使えます。
これに伴ってなのか、甲賀市は、草津線の利用促進を目的としてオリジナルデザインの「ICOCA」をつくります。自治体がオリジナルデザインの「ICOCA」をつくるのは、姫路市に次いで二つ目です。黄色を基調に甲賀市らしく忍者のイラストが描かれたもので、1500円分が使えるものを市内約34500世帯のうち子育て世帯約7500世帯と、低所得世帯約6000世帯の合わせて約13500世帯に2017年春に配る予定です。
そして、もうひとつ大きなニュースが飛び込んできました。阪和線、紀勢線方面では海南が「ICOCA」の使える最南端の駅ですが、12月(予定)に一気に新宮まで使えるようになります。こちらは海南-新宮間のすべての駅で使えるわけではなく、「くろしお」停車駅限定です。すなわち、箕島、藤並、湯浅、御坊、南部、紀伊田辺、白浜、周参見、串本、古座、太地、紀伊勝浦、新宮の13駅です。この13駅相互間及び13駅と「近畿圏『ICOCA』エリア」(近江塩津、播州赤穂、園部、篠山口、加茂、海南などがエリアに入ります)の各駅相互間で、「ICOCA」等の交通系ICカードが使えるようになるのです。ただし、「ICOCA定期券」の設定はありません。乗車する列車は、特急(別途特急料金の支払いが要ります)でも普通列車でも構いません。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2016/08/page_9022.html、http://www.westjr.co.jp/press/article/2016/08/page_9077.html、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20160802/CK2016080202000021.html)
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