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  長崎 異国の香りを求めて(1)

 異国の香りが伝わってくる町、長崎。長崎市内の主な観光名所は、路面電車で結ばれている。1乗車100円、一日乗車券がたったの500円だ。もちろん、一日乗車券を買って市内観光に出かける。

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 幕末から明治時代にかけられてつくられた洋館を移築復元したグラバー園。このあたりは外国人の居留地で、このような外国人商人の洋館がたくさんあったという。グラバー園の中で最も有名なのが、日本の近代化に貢献した英国人貿易商トーマス・グラバーのグラバー邸だろう。

 このグラバー園は、高台にあるため、「鶴の港」と呼ばれた長崎港を一望することができる。夏の時期はナイター営業され、ライトアップされた洋館と美しい夜景を楽しむことができる。


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 国宝にも指定されている大浦天主堂は、正式には「二十六聖殉教者天主堂」といい、1865年に外国人居留者のために建てられた日本最古のゴシック様式の教会である。当時は「フランス寺」とも呼ばれた。

 大浦天主堂は、200年以上の長い間江戸幕府の弾圧に耐え、キリストの教えを守ってきた浦上の信徒たちが、神父にキリシタンであることを名乗り出た場所であることでも知られている。


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 そんな異国情緒にあふれた町、長崎も徹底的に破壊されたことがあった。1945年8月9日、3日前の広島に続いて原子爆弾が投下された。市内は焼け野原となり、多くの人が水を求めながら力尽きていったという。

 原爆落下中心地の近くにある平和公園には、島原出身の彫刻家、北村西望の「平和祈念像」がある。右手は天を指し、左手は水平に伸ばしている。原爆の脅威を後世に伝え、永遠の平和を望むメッセージを表しているかのようだ。

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