気賀-舘山寺温泉間にシャトル船
2017年のNHK大河ドラマは「おんな城主 直虎」。浜松市北区周辺が舞台となるようです。
ということは浜松市北区を訪れる観光客が増えることが十分想定されます。そこでNPO法人浜名湖観光地域づくり協議会は、観光客をもてなし、舘山寺温泉の宿泊客増加につなげようと(大河ドラマが終わってからもリピーターを維持したいとしています)、天竜浜名湖鉄道気賀駅(この駅の近くには、50万人の来館者が見込まれる「大河ドラマ館」がつくられます。近くには井伊家の絵図や古文書、歴代城主の資料などを展示する「地域遺産センター」(仮称)もできます)と、舘山寺温泉を結ぶシャトル船を運航させます。「直虎シャトル船」です。
「直虎シャトル船」は、気賀駅から300メートルほどの気賀桟橋と、舘山寺温泉街にある浮見堂桟橋とを結びます。気賀駅付近は水深の浅い都田川を通るため、定員が12人以下の小型船を使います。漁船に座席や波しぶきを防ぐ覆いなどを設置します。所要時間は20分程度です。週末や祝日に定期便を、平日は予約制のチャーター便として運航します。すでに中部運輸局の認可を得て、浜松市西区村櫛地区の遊船組合に運行業務を委託し、2017年4月の就航を目指しています。
すでにNPO法人浜名湖観光地域づくり協議会は、東名浜名湖サービスエリアを起点とした遊覧船事業を推進しています。浜名湖サービスエリアのほうが気賀駅よりも行きやすいでしょうから、駐車場の問題はあるでしょうが、この浜名湖サービスエリアからのアクセスも充実させたほうがよさそうに思えます。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20160712/CK2016071202000092.html)
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