今里筋線の利用者が増えている?
大阪市営地下鉄は稼ぎ頭の御堂筋線を筆頭に、谷町線、四つ橋線、中央線、堺筋線もよい経営成績を挙げています。2014年度の御堂筋線の営業係数は45.5。驚異的な数字です。
残る千日前線、長堀鶴見緑地線、今里筋線は赤字です。特に今里筋線の営業係数は269.6と悪いですが、明るい話もあります。利用者が増加しているからです。今里筋線の2008年度の平均通過数量は1日当たり49303人だったのですが、2013年度は62321人と2割以上も増えているのです。2014年度は64385人です。延伸するかどうかはともかく、乗客が少なくてどうしようもない、といった状態ではないようです。
もっとも、現状のままでも好成績を挙げていることから、民営化を進める動きが弱くなっているともいえます。
(参考:東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/125964?page=3、大阪市ホームページ http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/library/ct/other000014600/h26_sub_rosenbetsu.pdf)
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