東京駅でポーターサービス、銀座駅でクロークサービスを試行
JR東日本、東京メトロはともに9月に、それぞれ東京駅でポーターサービス、銀座駅でクロークサービスを試行します。まずはJR東日本から。
JR東日本と株式会社ジェイアール東日本物流が東京駅で試行するのは、手荷物輸送サービス(ポーターサービス)。かつてJRの主要駅には手荷物を運ぶ、「赤帽」と言われるポーターがいましたが、東京駅は2001年に廃止され、全国的にも2006年の岡山駅が最後となりました(しかし、その後2012年にヤマト運輸によって東京駅でのポーターサービスを復活させています)。9月16日から29日の8時から20時まで行います。このポーターサービスは東京駅の臨時手荷物預かりサービスを拡大したもので、丸の内南口付近(改札内)にある臨時手荷物預かり所で預かった荷物をJR東日本の新幹線ホーム等や東京駅周辺まで運びます。また、事前に電話予約することによって、新幹線北のりかえ口や銀の鈴など東京駅構内に15か所ある「待ち合わせスポット」で荷物を預かって、そのまま客と一緒に希望する場所に届ける、あるいは一時保管を行って指定した時間に届けることも行います。料金は税込1000円(預かることができるのは原則として30キロかつ3辺の合計が250センチまでのもの1個ですが、これらの重さや大きさに当てはまるもので1人で持つことができる場合、2個まで預かることができます)で、手荷物を一時保管する場合はさらに1個当たり税込600円が必要となります(当日の20時までしか預かりません)。JR東日本等はこの利用状況を検証して、今後に役立てたいとしています。
東京メトロがヤマト運輸と共同で銀座駅で試行するのは、クロークサービス。小田急や京王では既にあるサービスですが、東京メトロでは初めてです。銀座駅四丁目交差点改札口において、9月21日から30日の10時から20時まで行います。コインロッカーに入らない荷物も預かることができ、料金は1個当たり税込み500円で、当日限り預かります。東京メトロ等もこの利用状況を検証して、今後に役立てたいとしています。
(追記)
東京駅でのポーターサービス等は2016年12月23日(駅弁と手土産の予約と渡しは29日)から2017年1月3日にかけても行われます。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/press/2016/20160911.pdf、http://www.jreast.co.jp/press/2016/20161216.pdf、東京メトロホームページ http://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20160920_76.pdf、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2016/09/15/281881.html、乗りものニュース http://trafficnews.jp/post/57272/、日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXLZO07643290W6A920C1L83000/)
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