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軽井沢の旧駅舎、復活か?

 軽井沢駅は新幹線開業まで、明治末期につくられた駅舎が使われてきました。この駅舎は新幹線開業に伴い取り壊されましたが、1910年当時の姿を模した(旧)軽井沢駅舎記念館がつくられています(軽井沢町の所有です)。(旧)軽井沢駅舎記念館は2階建て延べ372平方メートル余り、1階の旧待合室は展示室、2階の旧貴賓室は歴史記念室となっています。

 現在、しなの鉄道の改札は新幹線改札の北側1か所のみ。幅が狭く、混雑しています。しかし、(旧)軽井沢駅舎記念館の前には使われていない旧1番線ホームがあります。(旧)軽井沢駅舎記念館に改札を設ければ、改札の混雑緩和につながります。現在橋上にある改札も、新幹線との乗り換えに便利なので、そのまま残します。

 しなの鉄道は軽井沢町の回答を待って行動に移りますが(軽井沢町は条例で記念館の設置目的を資料収集、保存展示などと定めていることや、現在の展示品をどうするかなどという課題があるため、方針が決まっていません)、しなの鉄道開業20周年の目玉事業として、駅の魅力向上と観光客の誘致につなげたいとしています。
(参考:信毎web http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160818/KT160817FTI090024000.php)

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Comments

8月に実際に見てきましたが、確かにしなの鉄道の改札口は狭く、混雑していました。

ただ、しなの鉄道は1時間に1-2本程度の本数しかなく、しかも観光シーズンの8月ならいざ知らず、他の時期は閑散としていると思われます。

改札をもう一か所作るとなると、新たに駅員を配置する必要がありますが、3セク会社にそこまでする余裕があるでしょうか?

Posted by: かにうさぎ | 2016.09.04 10:01 PM

 かにうさぎさん、こんばんは。

* ただ、しなの鉄道は1時間に1-2本程度の本数しかなく、

* 改札をもう一か所作るとなると、新たに駅員を配置する必要が

 改札の増設はコストアップ要因になりますから、町から人件費等の負担をしてもらう等のことがないと難しいのかもしれません。

Posted by: たべちゃん | 2016.09.04 11:00 PM

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