JR東日本、「北斗星」のB寝台を再利用したホステル開発
2015年3月のダイヤ改正で惜しまれつつも定期運行を終了し、8月には臨時運行も終了した「北斗星」。そのB寝台等を再利用したホステルが東京に誕生します。
その名前は「Train Hostel 北斗星」。馬喰町にできます(馬喰町駅4番出入口直結)。7階建てのビルの6階までを改装するかたちでつくられます。ベッド数は78です。「北斗星」のB寝台や個室寝台を内装に再利用しています。寝台車を転用したホステルのため、シャワー、トイレは共同です。宿泊料金が1泊2500~4000円という訪日外国人向けのホステルで、全スタッフが英語で案内可能、ホームページは英語、韓国語、中国語にも対応、予約サイトは英語にも対応、大型スーツケース置き場の設置なども行います。12月中旬オープン予定で、運営はすでに都内で訪日外国人向けホステルを開業している株式会社R.project(本社:千葉県安房郡鋸南町)が行います。
「北斗星」のベッドは使いませんが、低価格の宿泊施設がもうひとつできます。「神田カプセルホテル」(仮称)といい、女性専用のカプセルホテルです。神田にできます(神田駅徒歩1分)。JR東日本の所有する土地に新たにビルを建てます。カプセルは70あり、宿泊料金は中心価格帯が1泊5000円程度のものを予定しています。訪日外国人の利用も想定していて、館内サインは全て日英表記で、ピクトグラムでわかりやすく表記されています。そのほかにも、受付は英語で案内可能、ホームページや予約サイトは英語にも対応、大型スーツケース置き場の設置も行います。2017年7月オープン予定で、運営はすでに京都、仙台、成田空港等でカプセルホテルを開業している株式会社ナインアワーズ(本社:東京都港区)が行います。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/press/2016/20160904.pdf、NHKホームページ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160907/k10010672991000.html)
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