地元も三江線の存続断念
JR西日本が三江線を廃止させるという意思表示を9月1日に行ったことはすでに記事にしましたが、23日に沿線6市町の首長らでつくる三江線改良利用促進期成同盟会の臨時総会が島根県美郷町で開かれました。この臨時総会において、財政負担が厳しいことから、三江線の鉄道としての存続を断念し、バスなどの代替交通の検討を進めることに決まりました。
今後は代替交通について話し合う地元協議会の設置を島根、広島の両県が中国運輸局に申し入れます。協議会が設置された場合、両県知事や沿線自治体の首長らが構成員となります。JR西日本にも参加を求める自治体もあります。またJR西日本はこれを受けて、鉄道事業法に基づく廃止届を9月中に国に提出する方針ですが、代替交通の検討に時間がかかるため、地元自治体は廃止時期の延期を要望しています。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/160923/wst1609230091-n1.html、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASJ9R62KFJ9RPTIB00R.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/news/20160924-OYTNT50089.html)
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