若松など筑豊線7駅も無人化へ
「DENCHA」がデビューする筑豊線ですが、こういう話もあります。無人駅を増やそうとしているのです。
無人化されるのは2017年3月のダイヤ改正時。若松-直方間には13駅ありますが、すでに4駅が無人駅です。そして、2017年3月に若松、奥洞海、二島、本城、中間、鞍手、新入の7駅が無人化されます。いずれも中間駅に配置されるオペレーターが遠隔管理するもので、香椎線ですでに導入されている「スマートサポートステーション」と同様、24時間態勢で遠隔管理できます。これら7駅が無人化されれば、若松-直方間の有人駅は折尾、直方のみとなります。
若松などが無人化される北九州市は、安全性や利便性の観点から無人化に反対していますが、赤字の鉄道事業の合理化を進めたいJR九州としては、無人化を推し進めたいところでしょう。無人化を回避したければ、地元自治体が駅員設置のコストを負担するしかありません。ただ、今回無人化される7駅の中には、「みどりの窓口」が設置されている駅があります。若松、中間がそうなのですが、これらの駅については何らかの切符発売サービスがいるかもしれません。それがなければJR東海の武豊線同様、「みどりの窓口」設置駅から無人駅に一気に格下げです。
(追記)
2017年3月4日のダイヤ改正時から若松-直方間の各駅(折尾、直方を除きます)は無人駅になりますが、若松と中間については、朝6:30~8:30に限り駅員が配置され、その時間は「みどりの窓口」も営業します。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/news/20160910-OYTNT50251.html、JR九州ホームぺージ http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2017/02/03/20170203tikuhouhonsensss.pdf)
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