タクシーに運賃を自動的に確定させるサービス
タクシーを使うときに不安なこととして、降りるまで運賃が確定しないということがあります。目的地までの正確な距離は知っている土地でない限りわからないですし、渋滞などで停まればその分の時間が加算されます。降りるときまでその加算がどれくらいになるかわかりません。
ところが国交省はその問題を解決しようと、タクシーの運賃を乗車前に確定できる「運賃事前確定サービス」を2017年度にも始める方針です。タクシー大手の日本交通など数社が導入を要望しています。
このサービスを使うために、スマートフォン向けの配車アプリを活用します。乗客が乗り降りする場所を入力すると運賃が自動的に算出されます。乗車時間も予測し、時間による加算額も反映されたものにするようです。実際の運賃支払いは、この算出された運賃と実際に乗ったときのメーターに表示された運賃のどちらか安いほうを支払うようです。
(追記)
このタクシーの「運賃事前確定サービス」は、早ければ2019年10月に、東京など一部の地域において始まるようです。朝夕など混雑する時間帯は、渋滞を見込んで高くなります。なお、このサービスはタクシーを呼んだ場合のみ利用でき、いわゆる流しのタクシーでは利用できません。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160919-OYT1T50033.html、朝日新聞2019年3月25日朝刊 中部14版)
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