JR九州に株優
JR九州は10月25日、ついに株式を上場します。ブックビルディングにより売出価格も決まり、1株2600円となりました。
JR九州株についても、株主優待制度が導入されます。毎年3月31日の最終の株主名簿に記載又は記録された1単元(100株)以上所有の株主に対して、鉄道株主優待券及びJR九州グループ株主優待券を発行します(2017年3月31日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主から適用されます)。有効期間は毎年6月1日から翌年5月31日までの1年間とします。
所有株式数に応じて発行される鉄道株主乗車券(100株だと1枚、20000株以上だと100枚)は、1枚でJR九州内の運賃(片道乗車券)及び料金(特急券、グリーン券(個室を除きます)、指定席券)について割引を受けることができます。その割引は5割、かなり大きいです。鉄道株主乗車券を2枚以上使うことはできず、ほかの割引との重複適用はできません。ただ、片道行程の範囲であれば、1枚で複数の料金を割り引きます。割引切符の設定がないような区間や長距離を利用する場合に効力を発揮しそうです。
100株以上所有の株主に対して一律に5枚発行されるJR九州グループ株主優待券は、高速船「ビートル」やJR九州ホテルなどについて、割引を受けることができます。高速船「ビートル」の場合は福岡-釜山間の往復が10000円、JR九州ホテルの場合は宿泊基本料金が3割引きです(休前日は2割引き)。5枚ありますので、5回使えます。割引の設定がなさそうな繁忙期に効力を発揮しそうです。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/978/160915kabunushiyutai.pdf、https://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/1012/161017jokenkettei.pdf、タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/jrq/)
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