常磐線相馬-浜吉田間12月10日復旧で仙台地区ダイヤ改正
常磐線相馬-浜吉田間は東日本大震災以来運休したままとなっていますが、12月10日に運転を再開します。この12月10日に、常磐線をはじめ仙台地区において、ダイヤ改正を行います。
まず常磐線については、相馬-浜吉田間の運転を再開するとともに(沿線自治体の「まちづくり計画」に合わせて、新地、坂元、山下の3駅は内陸に移設します。営業キロも変わります)、その前日の9日をもって相馬-亘理間のバスによる代行輸送は終了します。相馬-仙台間の普通列車は、震災前と同じ本数で運転します。現行では小高-原ノ町間が9往復、原ノ町-相馬間が17.5往復、浜吉田-岩沼間が24.5往復だったのが、小高-原ノ町間が10往復、原ノ町-新地間が22.5往復、新地-山下間が24.5往復、山下-岩沼間が29往復となります。若干増えます。いわき付近でも、広野発着列車の一部が竜田まで延長され、広野-竜田間が9往復から11往復になります。
仙石東北ラインでは仙台20:23発の女川行きについて改善がなされます。現行は石巻で32分も停まっていますが、改正後は仙台発の時刻が20:46発に繰り下げられ、石巻での停車時間が6分に短縮されます。終点の女川着は22:18着のままです。そのほか、東北線(白石-小牛田間)の一部列車が8両編成から6両編成になります。
(追記)
福島交通と宮城交通が共同運行する高速バスの相馬-仙台線ですが、常磐線の運行再開に伴い、12月9日で運行を終了します。
(参考:JR東日本仙台支社ホームページ http://jr-sendai.com/upload-images/2016/09/20160929.pdf、JR東日本水戸支社ホームページ http://www.jrmito.com/press/160929/press_01.pdf、福島交通ホームページ http://www.fukushima-koutu.co.jp/upd/detail.php?update_id=1151&t=&f=2)
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