新駅舎は筒状
紀勢線の和佐駅は1930年12月に開業しました。日高川町唯一の駅で、1日の平均乗降客数は約150人です。
この和佐駅ですが、木造平屋の駅舎がありました。しかも建てられてから85年が経過しているため、老朽化し、耐震性も問題となっています。1985年に無人化されたので、事務室等は要りません。
そこで駅舎を建てなおすことになりました。10月1日から使用を始めた新しい駅舎は、筒状。地下排水溝などに使われ、軽量で丈夫な鉄製コルゲートタイプ(波形管)の下部を地面に埋めた格好になっています。高さ3メートル、奥行き3.7メートル、床面積は13平方メートル。駅舎の中には4、5人が座ることができる木製ベンチ、時刻表、運賃表、使用済み切符入れなどがあります。券売機はありません。
なお、これまであった駅舎は解体されます。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/20161008-OYT1T50144.html、日高新報ホームページ http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2016/09/post-6105.html)
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