名古屋高速、名古屋駅乗り入れは断念、ランプ追加で対応
名古屋駅から名古屋高速へは近くに名駅入口があり便利ですが、名古屋高速からの出口はありません。錦橋出口がありますが、名古屋駅とは反対側に出るため、渋滞する原因の一つになっています。それを解決するための名古屋駅と名古屋高速を直結させる構想については以前にも書きましたが、その結論が出ました。
それは名古屋駅との直結は断念し(名鉄との再開発計画との整合性が取れず、用地買収などにも多額の費用がかかるからです)、代わりに名古屋駅の南東約1キロのところにある新洲崎ジャンクションにランプを設けます。名鉄バスセンターからスロープを降りたところにランプがあり、スムーズに名古屋高速と行き来ができます。そのほか、丸田町ジャンクションに名古屋駅方向への渡り線を新設します。黄金ランプについては出入り口を増やします。西方向に向かう出入り口を追加するのです。栄地区については、若宮大通と久屋大通に交差するあたりに栄ランプを設けます。東方向へのランプです。栄の近くには白川ランプがありますが、西方向にしか出入り口がないのです。
これら4か所の整備には500億円強かかりますが、整備による利用者増によって生まれる収入の増加を主な財源とし、国からも融資を受けます。2027年までの完成を目指しています。
(参考:朝日新聞10月27日朝刊 中部14版、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016102602000065.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20161027-OYTNT50012.html)
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