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高速バスがビッグデータで渋滞回避?

 国交省によれば、ドライバー1人当たりの年間自動車乗車時間は約100時間、このうち4割は渋滞中だそうです。特に首都圏では渋滞にはまっている時間が長くなります。

 特に高速バスの場合、ある程度の渋滞を予測してダイヤを決めていますが、それでも見込みが外れて遅くなることがあります。ほかの交通機関に乗り継ぐことができないこともあり、私も旅行で使うときはある程度の余裕を見込んでいます。

 そこで国交省は、首都圏で走る自動車の位置情報や走行履歴といったビッグデータを活用して、高速バスが渋滞を回避してスムーズに走行できるように支援する運行管理システムの実用化の検討を始めました。データは双方向通信が可能なETC2.0を活用します。対応機器を搭載した車が通過すれば、位置情報や速度、時刻などのデータが、国が管理するサーバに記録されます。渋滞などの道路状況をリアルタイムに把握することができます。

 2017年度予算にこの運行管理システムについて、調査費を盛り込む予定ですが(データの収集は2016年度から始めます)、この運行管理システムはどのように使われるのでしょうか? 得たデータを基に、ルートの変更やほかの交通機関への乗り換えなどができるようになります。遅延の情報はバスターミナルで表示し、利用者のスマートフォンにも通知されます。まずは遅れが許されない国際空港行きのバスなどで利用します。2020年の東京オリンピック・パラリンピックでも活用したい考えのようです。

 ところで、渋滞しているからと言って、空港へのリムジンバスがルートを変更することができるのでしょうか? 路線バスなら通る経路も決まっているはずです。あらかじめ代替ルートとして登録されているのならともかく、自由にどこでも通るというわけではありません。
(参考:Sankei Biz http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160718/mca1607180500004-n1.htm)

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