JR北海道、根室線東鹿越-新得間を復旧させず
根室線の東鹿越-新得間は8月末の台風で大きな被害を受け、運休したままとなっています。
この区間は2017年春以降に災害復旧工事に着手する予定でしたが、何しろここは利用者の極めて少ない区間。せっかく多額の費用をかけても使われないのは、ある意味もったいないです。
そこでJR北海道は東鹿越-新得間の復旧工事を行わず、そのままバス転換させる方針を21日に地元の南富良野町に伝えています。バス転換する区間は運休している東鹿越-新得間のみにとどまらず、富良野-新得間となっています。池部南富良野町長は鉄道の存続を要望していますが、あまりもの輸送密度の低さを考えたら、廃止を拒むことはできないでしょう。
(追記)
東鹿越-新得間の復旧には10.5億円ほどかかるようですが(工事期間は1年以上)、国などから補助金をもらえば、鉄路の維持が求められます。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161121-00000115-mai-soci、中日新聞ホームぺージ http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016112101001787.html、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2017/07/13/297389.html)
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