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東急田園都市線の定期でバスも乗車可能&2017年以降に増発

 東急田園都市線の混雑緩和のため、渋谷-池尻大橋間を含む定期券を持っていれば、並行する国道246号線を走る渋谷駅方面の東急バスに追加料金なしで乗ることができる「バスも!」キャンペーンを7月に行ったことは記憶に新しいです。その「バスも!」キャンペーンですが、2016年11月1日から2017年1月31日までの平日(12月30日から1月3日は除きます)に、その第2弾が行われているのです。

 今回は、実施期間、利用時間帯、利用バス停などの内容を拡充したものとなっています。朝7:00から9:30まで、渋谷-池尻大橋間を含む定期券(通勤、通学、子供用を問いません)を持っていれば、国道246号線を走る渋谷駅方面の東急バスに追加料金なしで乗ることができます。乗車できるバス停は、三軒茶屋12番・13番、池尻大橋駅など国道246号線沿いの6か所。バス停に配置した係員に定期券を提示すると乗車券がもらえ、それで乗車するのです。なお、輸送障害による振替輸送時にはキャンペーンを中止します。

 田園都市線の混雑解消には増便が必要です。しかし、ピーク時にこれ以上増やすことは難しいようです。とは言っても、これであきらめるわけにはいきません。2017年以降、東急はあらゆる方法で混雑の緩和を図ろうとします。渋谷着8時台のピーク時の増便は無理ですが、早朝の時間帯の本数を増やし、6:30から9:30まで2~3分間隔での運転とします。大井町線直通を含めて、6~7時台に8本程度の増発を予定しています。特定の車両に乗客が集中しないようにするため、ほかの車両に分散して乗車するよう、PR活動も行います。そのほか早朝に乗車した人に抽選で「TOKYUポイント」がもらえるキャンペーン、郊外への会員制のサテライトオフィスの設置も行います。

(追記)
 大井町線については、6両編成の急行を7両編成にします。2018年に完成するようです。
(参考:東急ホームページ http://www.tokyu.co.jp/file/161025-2.pdf、大井町駅の掲示)

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