濃飛バスの高速バスの話題
濃飛バスの12月1日改正の話題を中心に取り上げていきたいと思います。
まず10月1日に1往復が飛騨古川に乗り入れたばかりの、新宿-高山線。人気のアニメ映画の影響もあり(聖地をめぐるタクシーも運行しています)、12月1日から増便されることになりました。新宿発古川駅前行きの便が2本になります。新宿8:15発が古川駅前まで延長されるのです(高山濃飛バスセンター13:45着、古川駅前14:15着)。なお、古川駅前発新宿行きは1本のままです。
名古屋-高山線もダイヤ改正を行います。名古屋発については変わりませんが、利用者の多い夕方の高山発を手厚くするため、昼間の運行間隔を広げて、夕方の運行間隔を1時間間隔とします。同じく12月1日からは名古屋-高山線について、人気の飛騨古川への乗継運賃の設定を始めます。これまでバラバラに買うと片道3350円だったところが3190円となります。160円お得です。往復だと5560円と320円お得になります。事前に乗継乗車券を出札窓口で買うことが必要で、深夜バスも差額(140円)を車内で現金で払うことによって利用できます。
県内の高速バス路線、岐阜-高山線については、12月1日から新たな割引を始めます。「事前購入学割」というものです。部活動の遠征や少人数学級の遠足等、学生の帰省での利用を見込んでいます。部活動の遠征については自家用車の利用による事故等の不安や貸切バスのチャーター費用の負担の問題があります。それに応えた設定です。前日までの予約、購入が必要で(インターネット不可)、購入の際、窓口で学生証を提示する必要があります。運賃は片道が23%引きの1980円、往復と岐阜市内均一乗車券のセット(往路の利用日から2日間有効)が24%引きの4300円です。また、古川までが安くなる「乗継割引きっぷ」、「4枚回数券」の割引率のアップも12月1日から行います。
さて、富士山・富士急ハイランド-飛騨高山線ですが、こちらは11月1日から12月31日の間、キャンペーン運賃の設定を行います。そのキャンペーン運賃は、片道が2500円(通常5000円)、往復が4000円(通常9000円)です。半額以下というかなりの大盤振る舞いなのですが、あまり利用が振るわないのでしょうか?
(参考:濃飛乗合自動車ホームページ https://www.nouhibus.co.jp/wp_rnw/wp-content/uploads/2016/11/f89e516ef2fb109f03325b3fcc10c5f2.pdf、https://www.nouhibus.co.jp/wp_rnw/wp-content/uploads/2016/10/3c8e7f971cd40f96b7cb43e2b5dcf7ea.pdf、https://www.nouhibus.co.jp/wp_rnw/wp-content/uploads/2016/11/773c98f640fd7540448e407fc9429c4d.pdf、https://www.nouhibus.co.jp/wp_rnw/wp-content/uploads/2016/11/75688797302931a362eaf3d532a46a7f.pdf)
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