JR四国も廃止検討か?
JR北海道で赤字路線の廃止を進める動きがありますが、JR北海道に限ったことではありません。同じく未上場のJR四国も頭の痛い問題です。
JR四国の半井社長は10月31日の記者会見で、将来的にはJR四国の路線についても廃止等の検討をしなければならないという内容の発言をしました。今の路線網を維持するのがやっとの状態で、人口減や競争激化で路線網の維持が難しくなるようです。鉄道を維持するための負担をどのようにするか、廃止したときの交通ネットワークの影響などを協議して、結論を出さなければならないとJR四国は考えているようです。
JR四国の路線について、分割民営化直後の1989年度と2015年度の輸送密度を比較すると、予讃線(伊予長浜経由)、牟岐線末端区間、予土線のようなローカル線は当然として、本四備讃線や予讃線(高松-多度津間)といった利用者の多い路線も減っています。厳しい状況です。
(参考:日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXLZO09002530R31C16A0LA0000/、JR四国ホームページ http://www.jr-shikoku.co.jp/04_company/company/kukanheikin.pdf)
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