兵庫県バス協会、4エリアでフリーきっぷ発売
兵庫県バス協会は9月1日から11月30日(2日間有効のものは29日)までの期間限定で、但馬・奥播磨、西播磨、丹波篠山、北淡路の4エリアの路線バスが乗り降り自由な、フリーきっぷを発売しています。このようなフリーきっぷは4月から発売していたのですが、今回からは淡路島への高速バスを運行する本四海峡バスも参加し、4エリアとなりました。
これは4エリアの路線バスやコミュニティバスが乗降可能なもので、一部のフリーきっぷには神戸や姫路からの高速バスが乗車可能なものがあります(片道1回限り利用できるものもあります)。値段はフリーきっぷの種類によって異なり、800~3000円です(子どもの設定もあります)。発売箇所は神戸三宮バスターミナル、姫路駅前案内所のほか、エリア内でも発売しています(「北淡路1デイフリーきっぷ」は三宮バスターミナル内JRバスチケットセンターのみ)。郵送でも購入していますが、取り上げるのが遅かったこともあり、期限までに間に合わないことがあります。御注意ください。
この背景にあるのが、路線バスの利用者の減少。兵庫県内の路線バスの利用者は最盛期の4割ほどです。特に中山間地の落ち込みが大きく、廃止になったり、コミュニティバスになったりします。旅行客にも使うようになってもらわないといけないのです。とは言っても、旅行者にとって路線バスの情報はわかりにくいことが多いです。そこで今回はホームページも用意し、おすすめルートなども提案しています。
今後は、このフリーきっぷで得た結果を基に、兵庫県内全域のバスが1枚で乗り放題になる企画乗車券の設定も考えているとのことです。
(参考:兵庫県バス協会ホームぺージ http://www.hyogobus.or.jp/news/160901.pdf、神戸経済新聞ホームぺージ http://kobe.keizai.biz/headline/2407/、バス旅ひょうごホームぺージ http://hyogobus.or.jp/tabi/)
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