「流氷ノロッコ号」の後継はキハ54ラッピング車
釧網線の冬の観光列車、「流氷ノロッコ号」は昨シーズン限りで運行を終了しました。その代替車両について考えられてきましたが、キハ54のラッピング車両で対応することになりました。「流氷物語号」です。
「流氷物語号」は2両で構成されます。1両はオホーツク海の青などをイメージした「オホーツクブルー」車両、もうひとつは流氷をイメージした「白」車両です。「オホーツクブルー」車両には流氷をイメージした白を使って、知床連山とエゾスカシユリを描きます。「白」車両にはオホーツクブルーを使って流氷とクリオネを描きます。これらの車両は「流氷物語号」の運転期間以外は定期列車に使用します。また、運用の都合によりラッピングをしていない車両が使われることもあります。
「流氷物語号」の運転期間は2017年1月28日から2月28日まで、網走-知床斜里間を1日2往復します。網走10:56発、13:40発と、知床斜里9:20発、12:10発です。途中、北浜、浜小清水、止別に停まりますが、下り(知床斜里行き)は2本とも北浜に10分ほど停まり、上り(網走行き)は2本とも浜小清水に20分ほど停まります。オホーツク海に一番近い北浜では駅の展望台からオホーツク海や知床連山を眺めることができ、浜小清水では駅に隣接する道の駅で買い物をすることができます。2往復とも全車自由席の2両編成で、ヘッドマークやサボが表示されます。当然ながら流氷をイメージしたものです。
(参考:JR北海道ホームページ http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160915-1.pdf、http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/161021-1.pdf)
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