お賽銭も電子マネー
少額の支払いに電子マネーを使うことができるところはたくさんありますが、1日限定ですがこういうところでも使えるようになります。
それは神社のお賽銭。東京都港区の愛宕神社は2017年1月4日限定で、楽天の「楽天エディ」が使えるようになります(他の電子マネーは使えません)。8時から日没ごろまで、本殿の賽銭箱の横に読み取り端末を1台置きます。参拝者は1円単位でお賽銭の金額を入力し、参拝者のカードや携帯をかざすと決済されます。
愛宕神社は1603年に徳川家康によって創建された由緒正しい神社。そして愛宕神社は楽天の創業時のオフィスがすぐ近くだったこともあり、三木谷会長などの幹部が初詣に訪れます。現金だと賽銭泥棒がいますが、電子マネーだとそういうことができません。お賽銭を金融機関に入金すると手数料がとられますが、そういうことも防げます(電子マネーでも決済ごとに手数料がかかりますが、今回は楽天サイドが提案したこともあり、手数料はなく、読み取り端末も楽天から無料で貸し出されます)。そこで1月4日限定で試験的に導入することにしたのです。2014年からすでに行われていて、将来的には本格的に導入することも考えているようです。
拝観料やお守り、おみくじならともかく、お賽銭を電子マネーで出すのは味気ない話かもしれませんが、電子マネーが普及した現在では出てくる話なのかもしれません。
(参考:朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/ASJDP4SQXJDPULFA018.html)
| Permalink | 0
「ニュース」カテゴリの記事
- 全国知事会、今ごろになって県をまたぐ旅行、帰省の中止を求める(2021.08.02)
- 中を歩くだけで人間を洗浄?(2020.12.31)
- 兵庫県立佐用高校、岡山県の一部から通学できるようになる(2017.04.08)
- お賽銭も電子マネー(2016.12.24)
- 山口市役所が小郡に移る?(2017.02.19)
Comments