宇都宮ライトレール、栃木県も出資と職員派遣を検討、運賃案
宇都宮ライトレールについて、先ほどの記事で書けなかった部分を書きます。
宇都宮ライトレールで行政が出資するのは沿線の宇都宮市と芳賀町だけで、栃木県は出資していませんでした。ところが、福田栃木県知事は宇都宮ライトレールへの出資を考えています。また、職員の派遣も検討しているとのことです。
運賃についてですが、具体的な案が出てきました。富山ライトレールと違って距離があるため、均一料金にはせず、距離によって変わるようにします。3キロまでが150円、3~7キロが2キロごとに50円加算、7キロからは3キロごとに50円加算します。宇都宮駅東口からでは、多くの利用者が見込まれる大型商業施設のベルモール前までが150円(所要時間約11分)、乗り換え拠点のトランジットセンターとなる平出町、清原管理センターまでがそれぞれ200円と300円、終点の本田技研北門までが400円(所要時間約44分)です。ICカードによる乗車を基本とし、路線バス等との乗継割引の導入も検討します。
そのほか、佐藤宇都宮市長が2016年12月に東京大学宇都宮キャンパスで話した内容によれば、宇都宮ライトレールに朝食が取れる専用車両や仕事帰りにカクテルを楽しむ列車を走らせたいとのことです。夕方はともかく、朝にそんな列車を走らせる余裕はあるのでしょうか?
(参考:日本経済新聞ホームぺージ http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB04H93_U7A100C1L60000/、下野新聞ホームぺージ http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20161230/2555490、http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20161218/2542961)
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