完全自動運転バス、2018年秋にも公道運転
夢の世界であった、車の自動運転。実現に向けて進んでいます。
愛知県は2017年夏に、運転席にドライバーがいない無人の自動運転(人工知能がハンドル、アクセル、ブレーキのすべてを操作)を、全国で初めて公道で実証実験というかたちで行います。愛知県内の複数の箇所(中心市街地は避けるようです)で行われるこの実証実験では、道路の形状や標識、信号などの情報をAIに記憶させ、行先を人間が指示します。ほかの車や歩行者などへの対応はAIが行います。
とjは言っても警察庁はドライバーがいない状態での公道での実験は認めていません。そこで離れたところで監視し、万が一の場合には遠隔操作で制御する人をドライバーとみなす方法で実験に対応させるようです。この実証実験の結果は国、研究機関、メーカーと共有します。
このAIによる自動走行を我々が気軽に体験できるのはバス。すでに限定された空間では実例がありますが、公道で実証実験を行う計画があります。自動運転関連技術を開発するソフトバンクの子会社、SBドライブは2018年秋に北九州市などで行うのです(2019年以降に実用化する計画です)。北九州市の場合は郊外の公道に約3キロのコースをすでにつくっていて、自動運転のバスが一般車に混ざって走行することも検討しているようです。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/161218/wst1612180019-n1.html、中日新聞ホームぺージ http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017010102000045.html)
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