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北海道新幹線の乗車率、冬になると低迷

 開業6か月間は想定を大きく上回る利用状況だった、北海道新幹線。冬になってどのようになったのでしょうか?

 2016年12月の北海道新幹線の乗客数は1日平均で4800人、乗車率にすると24%でした。月別では開業以来最低ですが、年末年始を除けば観光のオフシーズンですから、乗客が減るのも仕方がありません。開業前の想定では1日5000人でしたので、平均レベルの数字を維持しているということになります。悪くはない数字です。

 細かく見ていきましょう。乗客数を平日と休日に分けてみていくと、平日は3700人(1日平均の乗客数、以下同じ)、休日は7000人。冬休み前の21日は開業以来最低の2200人しか利用しませんでした。反対に、大雪のため新千歳空港で欠航便が相次いだ23日は、新幹線に乗り継いで本州に行く客が多く、開業以来最多の14700人を記録しました。少々時間がかかっても、航空機のような割引が充実していなくても、どうしてもその日中に東京に帰りたければ、特急と新幹線を乗り継いでいく方法があるのです。ちなみに、28~31日の年末の帰省ラッシュ時は7300人でした。普段の休日ぐらいで、そう目立ったラッシュではなかったようです。
(参考:朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/CMTW1701130100001.html)

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Comments

こんにちは。

そりゃそうでしょうね。JR北海道で元々設定されていた閑散期って冬ですもんね。
その辺りは北海道の人間はよくわかっていることでしょう。

Posted by: ぷらら | 2017.03.10 12:51 PM

 ぷららさん、こんばんは。

* そりゃそうでしょうね。

 低迷しているとはいえ、想定レベルの数字を維持しているとのことなので、悪いことではないでしょう。

Posted by: たべちゃん | 2017.03.10 10:02 PM

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