JR九州、区間別の輸送密度を公表へ
鉄道がどれだけ利用されているかを測る重要な指標が輸送密度。JR九州も九州新幹線を含む全22路線の輸送密度を発表しています。
ただ、JR九州が発表している輸送密度は線区全体のものだけで(国交省の発表するデータも同様です)、JR東日本やJR西日本のように長い路線をいくつかに分けて発表するようなことはしていません。例えばJR西日本の場合、営業キロ約530キロ(JR九州管内は除きます)の山陽線は数十キロごとに10区間に分けてインターネット上に公表しています。合わせて、JRが発足した当時のデータも載せています(こちらは線区全体のみです)。分割民営化以降、どれだけ利用が落ち込んでいるかがわかります。運賃が安すぎて適切な投資ができず、高速道路だけは赤字確実でもつくられまくっている事実がわかります。
ところがJR九州も2017年中に区間別の2016年度の輸送密度を公表する予定です。この公表によって、長い線区であるがゆえに利用が低迷していることがわからなかったところも浮き彫りになります。どこに力を注ぐべきか、鉄道を撤退させ、バスなどの適切な交通手段を採用すべきかが明らかになります。何としても鉄道を(他人の金で)維持したい地方自治体にとっては頭の痛い事態ですが、輸送密度は事実を表しているだけに、政治力で覆してはいけません。鉄道が欲しいのなら第三セクターなどのかたちで自らお金を出すだけです。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20170114-OYS1T50000.html)
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