南海、「マイチケット」利用終了、払い戻しへ
ICカードの前は「スルッとKANSAI」のような直接自動改札機に投入するタイプのプリペイドカード、そしてその前にあったのが「オレンジカード」のような自動券売機で引き換えるタイプのプリペイドカードでした。南海にも「オレンジカード」タイプのカードがありました。「マイチケット」というもので、発売は1999年3月31日に終了しましたが、それから18年近くの間、自動券売機で引き換えることができました(一部の駅の自動券売機で引き換えることができます。主要駅だからできるというわけではなく、普通や各停しか停まらない駅でも使えたり、主要駅でも羽衣、和歌山大学前、関西空港、金剛、高野山では使えなかったりします)。
しかしとうとう、利用を終了することになったのです。利用終了日は2017年3月31日です。その後は4月1日から6月30日まで払い戻しを受け付けます。払い戻しは主要駅の係員窓口で受け付けます。原則現金での払い戻しとなりますが、枚数や金額によっては銀行振り込みになることもあります。また、「マイチケット」を読み取る機械のない、羽衣、和歌山大学前、関西空港、金剛、高野山などでは、後日の払い戻しとなります。沿線以外の人については、郵送でも払い戻しの受付を行います。払い戻した「マイチケット」は原則として返却しませんが、希望があれば、5ミリ程度の穴をあけて、後日返却することとなります。
(参考:南海ホームページ http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/170126.pdf)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 近鉄、2024年秋に新型一般車両を導入(2022.05.18)
- HC85系は7月1日の「ひだ1号」でデビュー(2022.05.17)
「南海・泉北」カテゴリの記事
- 5月2日から「ラピート」、平日も全便運転再開(2022.04.27)
- 泉北にもVisaのタッチ決済を拡大(2022.04.19)
- 泉北高速に発車メロディー(2022.03.25)
- 船でもVisaのタッチ決済(2022.03.21)
- Visaでタッチすれば、南海の運賃無料(2021.12.25)
Comments