「たま電車」と「おもちゃ電車」が合体
和歌山電鐵には観光電車がたくさん走っています。「いちご電車」、「おもちゃ電車」、「たま電車」、そして「うめ星電車」です。何もない普通の電車のほうが少ないぐらいです。
ところが、このうちの「たま電車」と「おもちゃ電車」が合体するのです。貴志川線開業100周年を記念して、1月13日から2月7日までの期間限定(1月19日、26日、2月7日の3日間は運休します。また、運行予定は検査等の理由で変更される場合があります)でこの2つの電車が合体するのです。2つの電車が合体するのは初めてのことで、和歌山方が「たま電車」のモハ2275、貴志方が「おもちゃ電車」のクハ2706となっています(双方の車両は中で行き来ができます)。「おもちゃ電車」のダイヤで走ります。
それではなぜ2つの電車を合体させることにしたのでしょうか?電車も車と同じように、定期点検をしなければなりません。4年に一度、1両を2か月かけて点検するのですが、和歌山電鐵の車両はすべて2両編成のため、これまで2両の点検が終了するまでの4か月間、運休していました。ところが従業員から1両の点検を終えているならばほかの電車と組み合わせることを求める提案があり(「たま電車」のうち、1両の点検は2016年11月に終えています)、この合体運行が決まったのです。
(参考:和歌山電鐵ホームぺージ http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2017/01/12/%E3%80%8C%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%81%8A%E3%82%82%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E3%80%8D-1%E6%9C%8813%E6%97%A5%EF%BD%9E2%E6%9C%887%E6%97%A5%E3%81%BE%E3%81%A7%E9%81%8B%E8%A1%8C/、railf.jp http://railf.jp/news/2017/01/14/200000.html、ニュース和歌山ホームぺージ http://www.nwn.jp/news/20170111korabokisigawasen/)
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