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しなの鉄道、軽井沢-妙高高原間に直通の定期観光列車運行か?

 しなの鉄道は軽井沢-篠ノ井間のしなの鉄道線と長野-妙高高原間の北しなの線に分けられ、基本的には長野を越えて直通する列車はありません。ところがしなの鉄道は2017年度中に新しい車両を導入して、軽井沢-妙高高原間に直通の定期観光列車を走らせようとしています。軽井沢に来た日帰りの観光客を北信濃まで引っ張るのです。当然ながら北信濃まで行けば日帰りは厳しく、泊まらざるを得ないので、その分お金を落とすのであります。

 定期観光列車は毎日走るわけではありません。週末だけです。快適なリクライニングシートの車両は、平日は小諸-長野間の有料通勤ライナーとして走らせます。リクライニングシートのある車両を導入することによって、かつての有料通勤ライナーを復活させるのでしょうか? 週末に軽井沢-妙高高原間を走らせるときは、ワイナリー訪問、自然体験や農産物収穫など、軽井沢を訪れる人が喜びそうなものを組み合わせます。こうして軽井沢-長野間を走る「ろくもん」のほかにも定期観光列車をつくるのです。

 さて、すでにある「ろくもん」のほうですが、食事付きプランは好調ですが(そのため4月から運行日数を増やします)、乗車のみのプランはあまり人気がないようです。夕方に走る「ろくもん3号」(軽井沢発長野行き)は食事つきプランがないため、テコ入れが必要とされていました。そこで4月から、「ろくもん3号」を沿線のワインと軽めの食事を楽しむ「ろくもんワイントレイン」とします。(旅館の多い)戸倉行きに短縮し、土日に運行します。

(追記)
 しなの鉄道の2016年3月期の営業利益は3億円の黒字ですが、老朽化している車両(しなの鉄道の車両はすべてJR東日本から譲渡されたもので、製造から40年近く経っています。しかも時速100キロで割合長い距離を走ります)の更新費用を賄うのは厳しいようです。将来の人口減少、社員の平均年齢が若いこと(将来の人件費が増える)も収益の減少要因となります。東京海上出身の玉木しなの鉄道社長によれば、9億円ぐらい足りないようです。

 有料通勤ライナーの復活は利益増加策のひとつとして出されました。有料通勤ライナーの廃止により、乗客が新幹線などに流出してしまったのです。4000~5000万円の投資が要りますが、費用対効果が高く、すぐに回収できるようです。
(参考:信毎web http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170108/KT170106ATI090019000.php、http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170111/KT170105SJI090001000.php、東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/146764)

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