「スーパーおおぞら」の車内販売廃止
JR北海道の在来線特急では、一部の「スーパー北斗」、「北斗」、「スーパーおおぞら」のみで車内販売を行っていますが(以前はほかの列車でもありましたが縮小されています)、3月4日のダイヤ改正でさらに縮小されます。車内販売が振るわず、客室乗務員の人材確保がうまくいっていないようなのです。
これまで4往復で車内販売を行っていた札幌-釧路間の「スーパーおおぞら」の車内販売は全廃されます。4時間ほど乗りますが、まったく車内販売がないのです。札幌-函館間の「スーパー北斗」、「北斗」も縮小されます。これまで始発と最終を除く10往復で車内販売を行っていましたが、3月4日以降は7往復に縮小されます。函館発の下りは函館10:05発の「スーパー北斗7号」から函館17:51発の「スーパー北斗19号」までの7本、札幌発の上りは札幌6:53発の「スーパー北斗4号」から札幌14:45発の「スーパー北斗16号」までの7本です。これまでに加えて、函館発の朝の列車、札幌発の夕方以降の列車では車内販売がないのです。JR北海道によれば、この車内販売の終了で数千万円の経費削減を見込んでいます。
また、札幌-室蘭間の「すずらん」や札幌-旭川間の「スーパーカムイ」の一部列車には自販機もありますが、これも3月3日で使用できなくなります。
(参考:JR北海道ホームぺージ http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2017/170202-1.pdf、北海道新聞ホームぺージ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0364664.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2017/02/02/289957.html)
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