京阪バス等、「ICOCA」でのポイントサービスを実施
関西の私鉄では「スルッとKANSAI」が優秀すぎてICカードでの切り替えがなかなか進みませんでしたが、ようやくその「スルッとKANSAI」も終了することになり、ICカードでの切り替えを行おうとしています。
ただ、ICカードに切り替えさせようとしても、何らかのメリットがないといけません。京阪バス、京阪京都交通、京都京阪バス、江若交通ではすでに「PiTaPa」で各種運賃割引サービスを行っていましたが、4月1日からは「ICOCA」でも割引サービスを行います。
利用方法は以下の通りです。まず乗車前にインターネット等で会員登録をします(会員登録も4月1日から)。その後バスに乗車したときに、運賃の10%をポイントとして付与します。1ポイントは1円として換算し、運賃以上のポイントがあれば自動的にポイントでバスの運賃を支払います。
同じ4月1日からはICカードを使った1日乗車券もできます。「京阪バスIC 1dayチケット」といい、手持ちの「PiTaPa」、「ICOCA」が使えます。一部を除く京阪バス全線で使え、バス車内で利用当日分のみ発売します。値段は大人650円、子供330円と磁気カード時代より若干上がりますが、これまではできなかった大阪府内と京都府内、滋賀県内にまたがる利用もできます。
反対に、磁気カードの取り扱いは終了します。「京阪グループ共通バスカード」及び「京阪バス 1dayチケット」の発売は9月30日で終了し、利用も2018年1月31日までとなります。江若交通の昼間回数券も9月30日で終了し、利用も2018年9月30日までとなります。
(追記)
京阪バス等4社は、2021年6月1日から「PiTaPa」の割引率及び「ICOCA」のポイントサービスのポイント付与率を下げることにしました。新型コロナウイルスの影響で経営状況が悪くなり、サービスを縮小することにしたのです。
(参考:京阪バスホームぺージ https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/00161/link_B0tyg.pdf、https://www.keihanbus.jp/pdf/t2021/local_20210427_ic.pdf)
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