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「えちごトキめきリゾート雪月花」は富山県内に乗り入れ、ET122形0番代の向きを変える

 えちごトキめき鉄道の観光列車、「えちごトキめきリゾート雪月花」。一年中、午前中に上越妙高から妙高高原を経由し糸魚川に行き、午後に糸魚川から妙高高原を経由し上越妙高に行くことを繰り返していると思われていましたが、ほかにもコースがありました。実は2016年12月23日から2017年2月末までは冬期運行期間となっており、違うコースで運行していたのです。

 冬期運行期間はAとBの2コースがあります。Aは糸魚川を12:32に出て、直江津、高田、二本木を経て、上越妙高に16:17に着きます。(雪の多い)妙高高原まで行かないのがポイントです。高田では約90分停車し、「雪国の雁木通りツアー」を行います。Bも糸魚川を12:32に出て、西に向かいます。泊で折り返し、能生(1時間ほどの停車時間で、道の駅に寄ります)、直江津、高田(停車時間が30分ほどなので、「雪国の雁木通りツアー」は行いません)を経て、上越妙高に16:26に着きます。Aコースを予定している日でも、降雪などで運行に支障が出ると予想される場合には、予告なしにBコースに変更することもあります(コースが変わっても、返金等はありません。AコースもBコースも始終着駅での接続列車、料金や料理などは同じです。なお、2016年8月からは、途中駅で販売する駅弁等を除いては、飲食物の持ち込みはできないようになりました)。Bは2月11日に12日に運行されました。初めて「えちごトキめきリゾート雪月花」が富山県に入ったのです。

 話は変わりまして、日本海ひすいラインの普通列車用車両、ET122形0番代について。もともとトイレは海側にありましたが、1月中旬ごろから向きを変えて、山側に持っていったようです(これにより、1人席も海側になりました)。トイレが海側にあったため、日本海側の眺望が利かない場所もあったのですが、この方向転換によりそれが改善されたようです。

(追記)
 向きを変えたET122形0番代ですが、6月上旬ごろに再び向きが元通りに戻ったようです。
(参考:えちごトキめき鉄道ホームぺージ https://www.echigo-tokimeki.co.jp/setsugekka/reserve.html、http://setsugekka.blog-niigata.net/news/files/setsugekka_winter_ref.pdf、鉄道ホビダス http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2017/02/post_1535.html、http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2017/02/33_1.html、http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2017/07/et1220.html)

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