金沢「ICOCA」導入は4月15日、福井県にも「ICOCA」
北陸線金沢-大聖寺間等に「ICOCA」を導入するという話は以前にも書きましたが、その続報です。
北陸線金沢-大聖寺間、IRいしかわ鉄道の各駅及び城端線高岡-新高岡間への「ICOCA」導入の日が4月15日に決まりました。あいの風とやま鉄道越中宮崎から北陸線大聖寺までの富山県の東の端から石川県の西の端までの区間が、1枚のICカードで行き来できるようになるのです(北陸新幹線は使えません)。もちろん、会社をまたいだ移動もできます。「SMART ICOCA」ならあいの風とやま鉄道部分についても「J-WESTポイント」が貯まります(あいの風とやま鉄道で貯まるのは4月15日以降の利用に限ります)。会社によって発売する範囲は異なりますが、「ICOCA定期券」も発売します。自動改札機は金沢、松任、小松の3駅にのみ設置されます。使用開始は「ICOCA」導入より若干早く、4月1日です。そのほかの駅にはICカードリーダーのみ設置します。
これで取り残されたのは福井県。ここにICカードを導入するのはかなり先になると思われたのですが、2018年夏に導入されることになりました。国体に間に合うのです。
導入するのは牛ノ谷-新疋田間の19駅。ただ、これらの福井県内の駅と石川県側の「ICOCA」エリア、近畿圏の「ICOCA」エリアと接続させるかどうかはまだ決まっていません。とは言っても、福井県からは石川県に行く需要も、関西に行く需要もあります。両方と接続して、富山県の東の端からアーバンネットワークまでをつなぐ巨大な「ICOCA」エリアができることを望みます。
(参考:JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/01/page_9848.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/01/page_9844.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2017/01/31/289700.html)
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