水島臨海鉄道のキハ20、3月19日に引退
水島臨海鉄道のかつての主力はキハ20。キハ37等の導入により2014年に定期運用を終えましたが、1両だけが残り、イベント用として使われてきました。
ところがこの1両だけ残ったキハ20も引退することになりました。3月末が検査期限で、かなりの距離を走ってきたことから検査を通すのに1000万円かかると言われているためです。最終運行日は3月19日。倉敷市9:40発、水島10:11発、倉敷市10:40発の3便を運行します。いずれも倉敷市-水島間を走ります。
しかしこれら3便に乗るためには、事前に往復はがきで応募しなければなりません(各便とも定員は70人、応募多数のときは抽選です)。応募期間は2月1日から2月15日。15日必着ですので、乗車したい人はすぐに申し込んでください。記載事項は乗車を希望する列車(第2希望まで記入できます)、住所、電話番号、代表者を含む最大4人の氏名・年齢等です。抽選結果は返信はがきにて知らされ、当日はその返信はがきを持参することになります。当日7時から倉敷市で引き換えることができます。
このさよなら運転の運賃は大人1000円、子供500円。支払いは現金に限ります。キハ20指定便の乗車券がついた1日フリーきっぷのほかに、記念乗車証、限定スタンプ台紙もついています。
(追記1)
最終運行を行う3月19日、倉敷貨物ターミナル(三菱自工前徒歩15分)において、11:30ごろから14:00までキハ20の展示を行います。車内にも入ることができます。
(追記2)
水島臨海鉄道は10月15日、倉敷貨物ターミナル構内において機関車牽引によるキハ20の体験乗車を行います(「1日フリーきっぷ」についている「乗車体験チケット」が必要です)。グッズ販売所では瓶ジュースも販売していて、車内で栓抜き体験もできます。
(参考:水島臨海鉄道ホームぺージ http://www.mizurin.co.jp/mzsm-admin-page/upload_images/service/uploads_dir2/1485857777-system_589063f12eb2f.pdf、http://www.mizurin.co.jp/info_detail/index/120.html、http://www.mizurin.co.jp/info_detail/index/134.html、産経WEST http://www.sankei.com/west/news/170315/wst1703150024-n1.html)
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