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大井川鐵道、準常備片道乗車券復活、そしてC12(164号機)復活へ

 大井川鐵道についての話題をいくつか。

 かつて窓口で販売する切符は、すでに行先等を印刷してありました。しかし頻繁に需要がある行先ならともかく、あまり需要がない行先の切符を用意するわけにはいきません。そこで考え出されたのが、準常備片道乗車券。いくつかの駅に対応できるようになっており、客の求めに応じて鋏で切って使うのです。一番下に書いている駅まで乗ることができます。

 準常備乗車券の発売を始めたのは2016年10月22日。新金谷、家山、千頭の3駅で発売しています。行先は東海道線上り方面が六合、藤枝、焼津、静岡、清水、三島、熱海、下り方面が菊川、掛川、袋井、磐田、浜松、豊橋、名古屋です。有効期間は当日限りあるいは2日間です。硬券なので自動改札機は利用できず、有人改札を通る必要があります。

 話は変わりまして、大井川鐵道には自らが所有する車両のほか、公益財団法人日本ナショナルトラストが保有する車両があります。C12(164号機)と客車3両(スハフ43が2両、オハニ36が1両)の合わせて4両です。ところが2005年にATSの設置が義務付けられ、ボイラーに不具合が見つかったことから、C12の運行を取りやめることとなりました(それまでは日本ナショナルトラストが保有する車両だけでの編成で、年間5回程度走っていました)。客車はほかのSLに引かれて走っていますが、C12は新金谷構内の転車台で展示されているだけです。

 このC12ですが、再び本線上を走ることになるようです。大井川鐵道と日本ナショナルトラストは2016年9月1日に改めてC12と客車3両の寄託契約を締結しました。引き続きこれら4両は日本ナショナルトラストが所有することになりますが、大井川鐵道はC12復活に向けて動くことになるようです。

 とは言ってもC12は10年以上自走していないので、復活させることができるかどうか調査することから始めます。この結果を基にして資金調達方法や工期などを考えていくようです。客車についてはこれまで通りほかのSLに引かれて走ることとなりますが、将来的には日本ナショナルトラストが保有する車両だけでの編成を組んで走ることを目指しているようです。つまりはC12(164号機)が引っ張るのです。
(参考:大井川鐵道ホームページ http://oigawa-railway.co.jp/archives/5478、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2016/09/28/282564.html、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2016/09/30/572/)

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