東京メトロ等の一日乗車券が「PASMO」に
首都圏で普及が進んでいるICカード、「PASMO」。東京メトロは4月1日から、この「PASMO」を使った一日乗車券を発売します。「東京メトロPASMO1日乗車券」です(記名式の「PASMO」が必要です。定期券として「PASMO」を使っている人は利用できません)。このような「PASMO」を使った一日乗車券は「PASMO」に加盟する事業者では初めてのことです。
ICカードに一日乗車券機能を付与することにより、東京メトロの駅から相互直通している他社線の駅まで乗っても、下車した駅の精算機や窓口で乗り越し分の精算をする必要がなく、自動改札機にタッチするだけで自動的に精算することができるというメリットがあります。
ただデメリットもあります。磁気乗車券の「東京メトロ24時間券」とは違い、有効期限が異なるのです。使用当日の始発から最終までが有効期限です。遅い時間から使い始めるときは特に注意が必要です。
都営地下鉄との共通一日乗車券についても変更点があります。「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」について、4月1日から発売金額が大人900円、子供450円になります。大人は100円、子供は50円の値下げです。また、東京メトロと同じように、「PASMO」でも発売を開始します(記名式の「PASMO」が必要です。定期券として「PASMO」を使っている人は利用できません)。ただ、外国人や首都圏以外に住んでいる人なら購入できる「Tokyo Subway Ticket(24-hour)」なら値段が安く、使用開始から24時間使えます。
(追記)
2018年3月17日から、無記名の「PASMO」でも一日乗車券(「東京メトロPASMO1日乗車券」、「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」)をつくることができるようにします。ただし、利用者のデータがないことから、大人用しか対応できません。
(参考:東京メトロホームぺージ http://www.tokyometro.jp/news/2017/180656.html、http://www.tokyometro.jp/news/2017/180646.html、http://www.tokyometro.jp/ticket/value/travel/index.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/79942)
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